アプリケーションの可搬性と”Effortless”にこだわるモビンギのこれから

株式会社モビンギ

モビンギはAWSのAdvanced Technology Partner。クラウドの活用をはじめたい、組織のクラウド活用を標準化したい、迅速なクラウド開発を進めたい等の状況に対して、独自技術により構築や運用の自動化を実現します。

Section-9の立ち上げ(2015年10月)と同時に一緒に成長してきたMobingiの代表取締役社長であるWayland Zhang氏にお話を伺いました。

Mobingi ALMの特徴

– 吉田:まずはじめにMobingiのプロダクト/サービスについて教えてください。

– Wayland Zhang氏:弊社は現在、複数のクラウドを意識せずにアプリケーションをポータブルに利用可能で、さらにインフラエンジニアがいなくても利用可能なツールとしてMobingi ALMというのを提供しています。それ以外にも、請求代行+複数アカウントの請求が可視化可能な「Mobingi Wave」があります。これはAWSでおなじみのRIの適用割合などがアカウントごとに閲覧できるなど独自の機能性により非常に好評です。また、3つめとしてAWSやAlibabaなどサポートしているクラウドに対するデータ移行・環境構築・運用保守などを担当する「Mobingi Ignition」も展開しています。これら3つのサービスでお客様にはアプリに集中してもらったうえでインフラ部分は弊社でケアしていくという流れです。

2年半の成長について

– 吉田:Mobingiが始まって2年半経ちましたが、現在どのようなステータスでしょうか?

– Zhang氏:シード、シリーズAと順調に来てまして、現在次のフェーズに向けてサービスのブラッシュアップや販売やサポートに力を入れています。

Section-9と組んで良かったこと

– 吉田:セクションナインと組めたからこそできたことはありますか?

– Zhang氏:AWSに関するコミュニティやビジネスとして先行した経験がある吉田さんが率いる集団ということで、あらゆることが相談できて非常に助かっています。

Mobingiの今後の課題について

– 吉田:今後の課題について教えて欲しいです。

– Zhang氏:よりエンタープライズ企業に使ってもらえるように、簡単に使えるけどサポートやセキュリティが使いやすくて堅牢なサービスになっていく必要があります。

中国のIT市場は年々ものすごいスピードで発展している

– 吉田:Waylandはカナダ育ちの中国籍ということで、地元中国のIT事情に精通そてると思うんですが、Mobingiが日本でサービスを開始したことにはどのような意味がありますか?

– Zhang氏:中国のIT市場は年々ものすごいスピードで発展しているのは確かです。(+エピソードを何か)。ただし要件の厳しいユーザーに揉まれながらしっかりとした品質と正しいユースケースで物を作ろうとする場合に日本から始めるのが良いと思ったからです。そして何より私が日本大好きなんです。